「メルマガで集客したい!」
「メルマガを使って集客をしたいけど、どうすればいいの?」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
メルマガを配信して集客に繋げたいと考えている企業は多くあります。
メルマガ集客は、ポイントをしっかり抑えながら以下の3つの手順で進めると、成果を上げることができます。
メルマガ集客を成功させる3つのToDo |
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メルマガ集客の全体の流れのイメージは、以下のようになります。
ただし、どの工程も結果に直結するので、3つのToDoを1つでも疎かにしたり方向性を間違えると、効率よく成果を上げることができません。手順1つひとつをしっかり確認して準備することが重要です。
そこで本記事では、以下のことについてお伝えします。
この記事でわかること |
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この記事では、初心者でも簡単に理解できるように、丁寧に解説しています。また、すぐに実践できるようにな内容になっているので、ぜひ最後まで読み進めてください!
1.メルマガ集客を成功させる3つのToDo
メルマガで集客に成功するためにやるべきことを、初めに確認しておきましょう。
メルマガ集客を成功させるためにやるべことと全体の流れは、以下のようになります。
ここでは、それぞれの概要についてお伝えします。
1-1.メルマガ読者を集客する(読者リストを獲得する)
メルマガ集客を成功させるために、まずはじめにメルマガを配信する読者を集めましょう。
読者を増やせば増やすほど、獲得できるリードが多く見込めます。
メルマガ読者を集客する方法には、無料のものと有料の方法があり、それぞれのメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。
メルマガ読者の獲得方法 | メリット | デメリット |
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無料 | コストがかからない | リストの獲得に時間がかかる |
有料 | 初期投資がかかる | 素早くリストが手に入る |
会社の方針として、無料の方法で読者リストを集めるのか、有料の方法で読者リストを集めるのか、あなたの会社に合った方法を選ぶ必要があります。
もちろん、無料、有料に関係なく、良さそうなものをピックアップするというのも大丈夫ですが、メルマガが全く初めての場合や、早く成果を出したい場合は、有料の獲得方法がおすすめです。逆に、長期的な施策としてやっていく場合や、すぐに結果を求めていない場合は、無料の方法から始めても問題ありません。
無料/有料の獲得方法については、2章で詳しくお伝えしています。2-1〜2-4が無料の獲得方法、2-5〜2-7が有料の獲得方法になっているので、参考にしてください。
1-2.顧客を惹きつけるメルマガを配信する
メルマガ読者のリストが集まったら、メルマガを配信します。
魅力的なメルマガを配信して、読者にメールを開いてもらうこと、さらに最後まで読んでもらうことが重要です。さらに、メールの配信を楽しみにしてもらえるようなメルマガが作れれば、最高ですね。
読者を惹きつけるためのポイントとして、
- 件名で読者を魅了する
- 読者目線でメールを作成する
- 読者リストをセグメント化してパーソナライズする
の3点があります。
3章では、これら3つのポイントについて詳しくお伝えします。
1-3.リードにつながるためのコンテンツ
メルマガに設置するリンクから飛ぶ「ランディングページ(LP)」は、集客率に直接影響する重要なポイントです。
そのため、リードにつながるような魅力的なコンテンツにする必要があります。
どんなにメルマガ読者を増やしても、購入や申し込みに至ってもらえないと意味がないですよね。
そこで本記事の4章では、リードにつながるためのコンテンツの作り方を3STEPでお伝えします。
STEP1:リードが抱えている課題や悩みを知る STEP2:リードが抱える課題や悩みを解決するプロセスや方法を具体化する STEP3:リードの悩みを解決するプロセスや方法をコンテンツ化する |
各STEPについて詳しくお伝えしているので、最後まで読み進めてくださいね。
2.メルマガ読者を集客する方法7つ
メルマガ集客で絶対に必要なのが、読者リストの獲得です。
獲得方法には、以下のような方法があります。
読者リストを無料で獲得する方法 |
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読者リストを有料で獲得する方法 |
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どのような内容で、具体的にどのように実践すれば良いのか、それぞれご紹介します!
2-1.【無料】ブログでメルマガ読者を集客する
ブログを通してメルマガ読者を増やすのは、とても王道な手法です。
ここでいうブログとは、アメブロなどの無料ブログではなく、ワードプレスを活用して作った独自ブログを指すのが一般的です。
どうして無料ブログではダメなの?と思う人もいるかもしれませんが、これには以下のような理由があります。
- 規約違反などによる削除や利用停止の心配がないから
- Googleがワードプレスを優先的に上位表示すると公言しているから
ワードプレスでブログを運営する場合は、サーバー代とドメイン代がかかりますが、気にするほど高い金額ではないので安心してください。
ブログを書いていくにあたって一番重要なのは、メルマガ登録フォームの設置です。メルマガ読者を集めるのが目的のブログなので、登録フォームを設置しないとブログを書く意味がありません。
では、メルマガ登録フォームはどこに設置すればいいのでしょうか?
メルマガ登録フォームの設置場所として適している場所は、以下の2箇所です。
- 記事の最下部
- プロフィールの最後
この場所にメルマガ登録フォームを設置すると、自然な流れで違和感がありません。
アメブロなどの無料ブログは、ワードプレス+αのブログとして活用することは大賛成です。余裕がある場合は、複数のブログを活用する。余裕がなければ、ワードプレスのみを運営する、という考えでスタートするといいでしょう。
お悩み解決コラム【メルマガ登録フォームってどうやって設置するの?】
メルマガ登録フォームは専用システムを利用すると簡単に作れます。
フォーム作成システム「Ninja Forms」を利用すれば、簡単にメルマガ登録フォームを設置することができます。「Ninja Forms」の特徴をまとめました!
- メルマガ登録フォームを設置してリードを獲得できる
- ドラッグ&ドロップで直感的にフォームを作成できる
- Webページの好きなところにフォームを設置できる
- お問い合わせ、アンケート、申込みなど様々なフォームにも対応
さらに詳しくは、こちらをご覧ください。
2-2.【無料】無料レポートでメルマガ読者を集客する
初心者でも比較的簡単に、かつ効果的にメルマガ読者を集客する方法として、無料レポートがあります。
ただしこの方法を使って読者リストを集客するためには、ダウンロードしてもらえるようなレポートを提供できることが前提となります。
出典:無料レポートスタンド「メルぞう」
無料レポートとは?
無料レポートとは、無料レポートスタンドというインターネット上のサービスから、無料でダウンロードできるレポート(教材)のこと。インターネットビジネスのノウハウがまとめられているものが多い。
無料レポートをダウンロードする際は、メールアドレスを登録する必要があり、無料レポート作成者は、自分のレポートをダウンロードしてくれた人のメールアドレスを取得できる。
無料レポートを使ってメルマガ読者を集客する流れは、以下のようになります。
- 無料ダウンロードスタンドに登録する
- ダウンロードしてもらえるような魅力的なレポートを書く
- ダウンロードした人のメールアドレスを取得する
- 取得したメールアドレス宛にメルマガを配信する
- メルマガを使って販売や申し込みを促す
無料レポートは、レポートさえ書ければ、誰でも簡単に始めることができます。
無料レポートスタンドを利用したことがない人は、どの無料レポートスタンドを選べばいいかわからないですよね。無料レポートスタンドを選ぶ際は、以下の点を比較して検討するといいでしょう。
- 審査の有無や条件
- 掲載料金
- どのジャンルに特化しているか
レポートを作れるジャンルの企業には、おすすめの集客方法です。ぜひ活用してくださいね。
2-3.【無料】YouTubeを使ってメルマガ読者を集客する
YouTubeは、ブログ運営と並行して行うべき方法で、動画さえ撮れればとても簡単にメルマガ登録を呼びかけることができる方法です。
集客の流れは、以下の通りです。
- チャンネルを開設する
- 動画をアップする
- 概要欄にメルマガ登録につながるブログなどのURLを貼る
動画内では、動画の最後に
「YouTubeの概要欄からメルマガ登録できるので、ぜひ登録お願いします!」
と呼びかけるだけでOK。
YouTubeの概要欄に独自のブログURLを掲載すれば、ブログへのアクセスを誘導できます。
定期的に動画を配信すれば、メルマガ読者の集客の自動化ができるおすすめの集客方法です。
2-4.【無料】SNSを使ってメルマガ読者を集客する
SNSを効果的に使うことで、メルマガ読者を増やすことができます。
SNSと言えば、InstagramやTwitter、TikTokを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、メルマガ読者を増やす際におすすめなのは、Facebookです。
Facebookで記事を投稿する際にメルマガ登録を促したり、ブログに繋げることで、メルマガ読者を増やすことができます。
ただし、Facebookで読者を集める場合には、投稿記事内にURLを載せないようにしてください。URLを載せる場所はコメント欄です。
理由は、投稿記事内に別サイトのURLを貼ると、Facebookのアルゴリズム的にリーチが伸びないからです。また、Facebookのタイムラインに乗りづらくなるとも言われています。
そこで、投稿記事の最後には、「詳しくはコメント欄へ」「続きはコメント欄へ」のような文章を入れ、コメント欄へ誘導するといいでしょう。
コメント欄には単にURLを載せるのではなく、画像や文章を添えると、さらに効果的ですよ!
2-5.【有料】SNS広告を使ってメルマガ読者を集客する
ここからは、有料でメルマガ読者を増やす方法をご紹介します。
SNSに広告を出すと、効率よくメルマガ読者を集客できます。
中でも主流なのはFacebook広告で、ユーザーをターゲティングして広告を出すことが可能なので、狙ったターゲット層に効率よくリーチできます。
Facebookに広告を出す方法は、以下の6STEP!意外と簡単です。
- Facebookのアカウントを準備する
- Facebook広告ビジネスアマネージャーカウントを準備する
- 広告を配信したいフェイスブックページを作成する
- 広告アカウントを作成する
- 広告を作成する
- 支払い方法を設定する
上記は手順の概要になりますが、STEP2以降は、Facebook広告ビジネスマネージャーの専用ページから管理できるので、決して難しくありません。
Facebook広告を設定する際は、いくつか注意点があるので、以下を参考にしてください。
- セグメントがうまく設定できているか
- Facebook広告ポリシーに違反していないか
- 短期間に広告の変更を繰り返していないか
- 画像内のテキスト量が多すぎないか
特に注意したいのは、Facebook広告ポリシー違反です。禁止されているコンテンツ、制限されているコンテンツがあるので、事前に確認しておきましょう。
2-6.【有料】号外広告を使ってメルマガ読者を集客する
こちらも有料の集客方法です。号外広告を活用すれば、メルマガ読者を一気に集客することができます。
号外広告とは?
号外広告とは、メルマガをすでに発行している人に、広告としてメルマガを配信してもらう宣伝方法。数十万人読者がいるメルマガ発行者に依頼すれば、一気に数十万人の人に宣伝できる。
号外広告の費用相場はまちまちで、発行者によって幅がありますが、数十万人程度の読者がいるメルマガでは、15万円〜30万円程度の価格設定が多く見られます。
号外広告を掲載したい場合は、Googleなどの検索エンジンで、「メルマガ広告募集」と検索すると、広告を募集しているメルマガの一覧が入手できるので、その中から気になったメルマガ発行者に問い合わせる方法が一般的です。
他にも、メルマガ配信者を自力で探して、直接依頼する方法もあります。
号外広告で大きな利益を産んでいる人は多くいますが、全く利益を生み出せない人、メルマガ読者の集客ができない人もいます。そのような状況を避けるために、号外広告を出す際は、以下の点に注意しましょう。
- 自分の商品やサービスを必要とする読者がいるメルマガを選ぶ
- 依頼する前に出稿するメルマガを確認する
- 宣伝色が強いメルマガほど反応が薄い場合がある
- 魅力的なタイトルをつける
- お客様の声など読者がベネフィットを感じられる内容を盛り込む
- 広告出稿から販売、申し込みまでの流れを考えて出稿する
特に出稿するメルマガ選びと、出稿から販売までの流れについては、初めの段階でしっかり検討すると、より成果が得られます。
2-7.【有料】アフィリエイターにメルマガ読者を集客してもらう
アフィリエイターに集客してもらう方法も、よく使われている集客方法です。メルマガ読者を集客する方法としては、格段に効率が上がります。
アフィリエイターに依頼する際は、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を利用します。始め方の大まかな流れは、以下のようになります。
- ASPに広告出稿の申し込み申請をする
- 審査
- プログラムの初期設定と申し込み
- トラッキングタグの設置とテスト
- 広告素材の準備
- 初期費用の入金
- プログラムスタート
ASPの費用相場は、以下の通りです。
- 初期費用 5万円程度
- 月額費用 4万円程度
- 手数料 成果報酬の30%程度
費用はASPによって異なるので、いくつかの会社を比較してみるといいでしょう。
また、ASPを選ぶ際は、強みをもつ領域、ジャンルなどに注目して選ぶと、より効率よく成果が得られます。
今回お伝えした集客方法の中でも、費用も成果も大きい方法になります。費用対効果を考えた上で、検討してくださいね。
3.顧客を惹きつけるメルマガを配信する
メルマガの読者リストが集まったら、いよいよメルマガを配信します。
メルマガ配信では、メールを開けてもらう、読んでもらう、有益だと思ってもらう、という流れを作れないと、コンバージョンに繋がらないので、読者を惹きつけるようなメルマガを作ることが、とても重要になります。
そこでここでは、顧客を惹きつけるメルマガ作りのポイントを3つご紹介するので、ぜひ実践してみてください。
- 件名で顧客を魅了する
- 読者目線でメールを作成する
- 読者リストをセグメント化しパーソナライズする
それぞれ見ていきましょう!
3-1.件名で顧客を魅了する
キャッチーで説得力のある件名のメールを配信し、読者に「このメールは自分に必要だ」「メールをに興味がある!」と思わせることは、メールを開いてもらうことに直結します。
私たちは、日々大量のメールを受信するので、魅力を感じないタイトルのメールは開かれない可能性が高いです。
どんなにいい内容のメルマガを配信しても、開封されなければ意味がないので、たかが件名、されど件名。真剣に考えましょう。
例えば、以下の2つのメールの件名を比較すると、どうでしょうか?2つの件名は、同じ言葉を使っていますが、文字の並びが異なるものです。
件名1:<コスメショップmini>気になっている商品をこの機会にGET!韓国コスメ決算セール!今だけ送料無料キャンペーン実施中! |
件名2:<今だけ送料無料>韓国コスメ決算セール開催中!気になっていた商品をこの機会にGET!<コスメショップmini> |
件名2の方が、件名1と比較すると魅力的に感じませんか?文字の並べ方1つで、読者に与える印象が変わりますよね。
このように、件名の付け方には、コツがあるのです。
ではここで、件名をつける際のコツを4つご紹介します。
- 受信時にどう見えているかを意識する
- 数字を利用する
- 開封する価値を強調する
- インテンシブがない場合はキラーワードを入れる(新着/限定/◯月◯日まで…など)
受信時にどう見えるかに関しては、パソコン、スマートフォンなど、読者がメールを読む環境を考慮して検討する必要があります。
上の左画像のように、差出人を件名に入れるのはもったいないです。また、件名が表示される文字数は限られることが多いので、初めの20文字以内程度に最も伝えたい内容を入れましょう。
開封する価値に関しては、上の画像右の【メールが届いた人限定】のような付加価値がこれに相当します。
これらのポイントを参考に、魅力的な件名を考えてみてくださいね!
3-2.読者目線でメールを作成する
メルマガは宣伝する場所と捉えがちですが、自社の主張が強すぎたり、宣伝色が強すぎると、読者に懸念されてしまいます。
そこで、メルマガ制作の際には、読者目線に立つということを忘れてはいけません。
「実際に自分がこのメール読者として受け取ったらどうだろう?」
「このメールをみて商品を購入したいと思うか?」
「このメールをみてサービスへの興味がわくか?」
常に想像しながらメルマガを制作しましょう。
もし製作者であるあなたが、「面白くない」「魅力がない」「平凡」「有益な情報がない」などの感想を持つ場合は、読者も同様の感想を抱きます。
メルマガ読者に最後まで、かつ継続的にメルマガを読んでもらうために、以下のコツを覚えておくといいでしょう。
- 誤字脱字を徹底的になくす
- 画像サイズが適当か検討する
- 内容がニーズとマッチしているか検討する
- 情報量が多すぎないか気をつける
- リンク先が多すぎないか注意する
- 継続的に配信できるテーマを用意する
- 見やすいデザインや装飾を研究してテンプレート化する
- CTAボタンを読者が見つけやすい場所に設置する
ご紹介したコツは、特に前半は当たり前のように思えることですが、読者が違和感なくメルマガを読み進めるためにはとても重要なことです。
メルマガが完成した後は、ぜひチェックリストとして活用してください。
3-3.読者リストをセグメント化しパーソナライズする
読者リストをセグメント化してパーソナライズすると、開封率やクリック率の向上が見込めます。
セグメント配信には、以下のようなメリットがあります。
- 読者の興味や関心に合わせた情報を提供しやすくなる
- 開封率の向上が見込める
- クリック率の向上が見込める
- メルマガの解約率の低下が見込める
セグメント配信では、読者が「こんな情報が欲しかった!」と思えるようなメルマガを配信しやすくなるので、開封率、クリック率が上がり、メルマガの解約率の低下が見込めます。
では、メルマガ配信では、どのようなセグメントの切り口があるのでしょうか?ここでは、属性情報と行動情報に分けて代表的な例をご紹介します。
属性情報 |
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行動情報 |
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上記以外にも、見込み客か既存客かという切り口で分けるのもいいでしょう。
ただし、特定のWebページのアクセス履歴など、ご紹介したセグメント化の中には、マーケティング・オートメーションという「Web上の行動」を検知・記録できるツールの導入が必要になるものがあります。
マーケティング・オートメーションを導入すれば、メルマガに関するさまざまな機能を利用できるので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
4.リード獲得につながるためのコンテンツを作る
魅力的なメルマガの先に必要なのは、リード獲得につながるコンテンツです。
「問い合わせ」「資料請求」「個別相談」などの申し込み、または「商品購入」や「サービス申し込み」につながるコンテンツを作りましょう。
リード獲得につながるためのコンテンツを作る際は、これからご紹介する3STEPの手順踏んで制作するといいでしょう。
STEP1:顧客が抱えている課題や悩みを知る
STEP2:顧客が抱える課題や悩みを解決するプロセスや方法を具体化する
STEP3:顧客の悩みを解決するプロセスや方法をコンテンツ化する
それぞれの手順をみていきましょう。
4-1.STEP1:顧客が抱えている課題や悩みを知る
まず、顧客の課題や悩みを正確に理解しましょう。
顧客は自分の課題や悩みを解決してくれる製品やサービスに魅力を感じます。「この商品なら私の悩みが解決できる!」「このサービスなら、課題が解決しそうだ」と思わせるコンテンツを作るためには、課題や悩みの把握が必須となります。
ここでしっかりと把握したいのが、「自社製品やサービスで解決できる課題や悩み」と「顧客が解決したい悩み」です。
課題や悩みの種類 | 内容 |
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自社製品やサービスで解決できる課題や悩み | 自社製品やサービスを購入・導入すれば、解決できる課題や悩み |
顧客が解決したい課題や悩み | 顧客が実際に解決したいと思っている課題や悩み |
「自社製品やサービスで解決できる課題や悩み」と「顧客が解決したい悩み」が一致しているコンテンツが、リード獲得につながるコンテンツです。
中でもコンテンツを作る際には、「顧客が解決したい課題や悩み」に焦点を当て流といいでしょう。
「自社製品やサービスで解決できる課題や悩み」に焦点を当てたコンテンツを作ると、「顧客が解決したい課題や悩み」とずれたコンテンツになる可能性があるからです。
具体例をあげて考えてみましょう。
例えば、「栄養満点!ペット用ふりかけ」を売っている会社を例に考えてみます。
「自社の製品で解決できる悩み」と「顧客が解決したい悩み」は、以下のようになることが考えられます。
課題や悩みの種類 | 内容 |
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自社製品やサービスで解決できる課題や悩み |
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顧客が解決したい課題や悩み |
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顧客の悩みが「1.愛犬の食事の栄養バランスが心配」か「2.食が細くなった愛犬に少量の食事で栄養と取らせたい」どちらかの場合、作るコンテンツの方向性が変わります。そうすると、それぞれの悩みに分けたサイトを作り、悩みをセグメント化してメルマガを配信してURLを添付するなど、コンテンツの使い分けをする必要があります。もしくは、両方の悩みを満たしたコンテンツを作ることが必要です。
このように、コンテンツが顧客のニーズに合致するように、すなわち顧客の課題や悩みを解決するコンテンツを作るために、まずは顧客の課題や悩みをしっかりと把握することから始めましょう。
4-2.STEP2:顧客が抱えている課題や悩みを解決するプロセスや方法を具体化する
STEP1で顧客の課題や悩みが明確になったら、その解決策や解決のプロセスを具体化します。
このSTEPのポイントは、課題や悩みを解決するために、自社製品・サービスを活用するということです。
- このように自社商品を活用することで悩みを解決できる
- この商品・サービスを使えば、簡単に解決できる
このように思わせることで、「悩みを解決するためには、この製品が必要である」「このサービスを利用すれば、課題が解決できるかも」と理解され、製品に興味を示してもらえます。
STEP1で例に挙げたペット用ふりかけで言うと、「このふりかけを餌にかかれば、ペットの栄養バランスが保たれる」「ドッグフードを少量しか食べない愛犬でも、このふりかけをかければ栄養が取れて少食でも安心」という解決策を見出すことで、顧客を惹きつけることができます。
4-3.STEP3:顧客の悩みを解決するプロセスや方法をコンテンツ化する
STEP2で具体化した解決策をコンテンツ化すれば、リード獲得につながるコンテンツの完成です。
解決策をより実感し、説得力を持ってもらうために、コンテンツには以下の内容を盛り込むと効果的なので、ぜひ実践してみてください。
- 事例を入れる
- お客様の声を盛り込む
- 効果を示すデータがあれば掲載する
- 解決のプロセスに独自性を入れる
STEP1で挙げたペット用ふりかけの例で考えると、お客様の声や栄養素のデータ、自社製品にしかない特徴などを盛り込むと、リードを獲得しやすいコンテンツに仕上がります。特に、自社独自の手法や特徴など、差別化できる要素がある場合は強調して盛り込みましょう。
5.まとめ
本記事では、メルマガ集客を成功させる3つのToDoについてお伝えしました。
最後に、メルマガ集客の全体像をおさらいしておきましょう。
メルマガ集客を成功させる3つのToDo |
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この記事を参考に、メルマガ集客を実践し、収益増加が実現することを願っています!