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SNS広告の運用を成功させるための5種類の媒体の特徴と費用解説

ホーム集客数アップSNS広告の運用を成功させるための5種類の媒体の特徴と費用解説

集客数アップ · 2023年2月6日

「SNS広告を運用するにはどうしたらいい?」

「SNS広告を運用すると、どのような効果がある?」

自社でSNS広告を運用するか検討しているものの、SNS広告の媒体ごとの違いや運用方法などがわからないという人もいるでしょう。

SNS広告とは、FacebookやInstagramなどのSNSプラットフォームに掲載する広告です。運用することで、以下のようなメリットを得られます。

SNS広告を運用するメリットの解説

このように、売上を効果的に伸ばすよりも、自社の知名度やイメージを向上するために役立ちます。

しかし、SNS広告は適切に媒体を選ばないと効果を得にくく、失敗してしまう可能性があります。そのため、媒体ごとの特徴を理解することが重要です。

本記事では、以下の内容を詳しく解説します。

  • SNS広告の基礎知識
  • 各SNS広告運用の特徴
  • SNS広告を運用する際の注意点
  • SNS広告運用のコツ

この記事を読むことで、各SNS広告運用の特徴が理解でき、どの媒体を選ぶべきかがわかります。また、SNS運用で成果を上げるためのコツも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

  • 1.SNS広告を運用するときの基礎知識4つ
    • 1-1.各SNSのターゲット層に合わせて配信する
    • 1-2.配信コンテンツの種類を知る
    • 1-3.SNS広告運用の費用形式を知る
    • 1-4.SNS広告を運用する目的を知る
  • 2.SNS広告運用のプラットフォーム一覧
  • 3.Facebook広告運用の特徴と費用
    • 3-1.Facebook広告の種類
    • 3-2.Facebook広告の費用
  • 4.Instagram広告運用の特徴と費用
    • 4-1.Instagram広告の種類
    • 4-2.Instagram広告の費用
  • 5.Twitter広告運用の特徴と費用
    • 5-1.Twitter広告の種類
    • 5-2.Twitter広告の費用
  • 6.TikTok広告運用の特徴と費用
    • 6-1.TikTok広告の種類
    • 6-2.TikTok広告の費用
  • 7.LINE広告運用の特徴と費用
    • 7-1.LINE広告の種類
    • 7-2.LINE広告の費用
  • 8.更に成果向上を目指す!SNS広告運用のコツ4つ
    • 8-1.A/Bテストを実施して改善を繰り返す
    • 8-2.ターゲットを絞りすぎない
    • 8-4.SNS広告アカウントをブランドやサービスごとに分けない
    • 8-5.飽きられないようにクリエイティブを適度に差し替える
  • 9.SNS広告を運用する際の注意点
    • 9-1.炎上リスクを避ける
    • 9-2.効果計測に注意する
  • 11.まとめ

1.SNS広告を運用するときの基礎知識4つ

SNS広告を運用する時の基礎知識4つ

各SNSの特徴を見る前に、SNS広告を運用する際に大切な基礎知識を理解しましょう。

覚えておくべき基礎知識は以下の4つです。

  • 各SNSのターゲット層に合わせて配信する
  • 配信コンテンツの種類を知る
  • SNS広告運用の費用形式を知る
  • SNS広告を運用する目的を知る

これらを理解しておくことで、その後に解説する各SNSの特徴がより理解できるようになります。

では、基礎知識について詳しく見ていきましょう。

1-1.各SNSのターゲット層に合わせて配信する

SNS広告の媒体ごとに、利用者層が異なります。そのため、SNSごとの年齢層や性別を把握しておくことは重要です。

以下は、総務省が発表している「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」です。

総務省情報通信政策研究所によるSNSごとの年代別利用割合のデータ

出典:総務省情報通信政策研究所|令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

この調査で、各年代と性別ごとのSNS利用率がわかります。以下の表で、利用率が高い年代をまとめました。

SNSの種類利用率が多い年代TOP3男女の利用率
Facebook1位:30代 /2位:40代 /3位:20代男性:34.1%/ 女性:31.0%
Instagram1位:20代 /2位:10代 /3位:30代男性:42.3%/ 女性:54.8%
Twitter1位:20代 /2位:10代 /3位:30代男性:46.5%/ 女性:45.9%
TikTok1位:10代 /2位:20代 /3位:30代男性:22.3%/ 女性:27.9%
LINE1位:20代 /2位:40代 /3位:30代男性:89.7%/ 女性:95.3%

例えば、Facebookは30〜40代の利用率が高く、なおかつ他のSNSよりも男性の割合が高いという特徴があります。

Facebookはビジネスで他者と交流を持つために利用する人が多いため、このような結果が出るのでしょう。そのため、ビジネスに関連する商材は特に強いSNSと言えます。

他にも、TikTokなら10〜20代の若年層、LINEなら幅広い年齢層に活用されていることが読み取れます。このように、自社のターゲットの年齢層や性別で選ぶ媒体が変わることを覚えておきましょう。

1-2.配信コンテンツの種類を知る

SNSにはさまざまなコンテンツがあります。Instagramで言えば、フィード(静止画/動画)・ストーリーズ・ショップなどです。

SNS広告の場合、これらのコンテンツそれぞれに広告の配信ができ、以下のような効果が得られます。

静止画の広告投稿に溶け込みやすく、コストも抑えられる
動画の広告静止画よりも多くの情報を伝えられる
ショッピングの広告ユーザーの興味・嗜好に合わせた商品を表示できる

例えば、ブランディングが目的であればユーザーの目を引く動画広告を配信したり、認知度を高めつつ売上を増やしたいならショッピングの広告を配信したりするなどです。

また、一般的な静止画や動画の広告に加えて、以下のような特徴的な広告の配信も可能です。

カルーセル広告横にスワイプすると画像や動画が切り替わる
スライドショー広告スワイプしなくても画像や動画が1つの動画のように切り替わる
コレクション広告商品を複数の写真で見比べられ、SNS上でショッピングができる

上記はFacebookやInstagramの広告メニューですが、SNSごとに特徴的な広告メニューが用意されています。

媒体選びだけでなく、どのような配信コンテンツにどのような形式で広告を掲載するのかも、重要です。

1-3.SNS広告運用の費用形式を知る

SNS広告の費用は基本的に課金方式です。

以下のように、課金方式によって課金条件が異なります。

課金方式課金条件
CPM(コスト・パー・ミル)広告1,000回表示当たりの費用
CPC(コスト・パー・クリック)広告1クリックごとの費用
CPI(コスト・パー・インストール)アプリ1インストールごとの費用
CPV(コスト・パー・ビュー)広告動画1再生ごとの費用

通常のフィード上に表示される広告の場合、CPMやCPCのどちらかを選びます。CPCはクリックされなければ課金されないため、CPCを選ぶのが一般的です。

しかし、クリック率が高い場合はCPMの方がコストを抑えられるケースもあります。

例えば、CPCが50円、CPMが500円の広告があったとします。

その場合、1,000回広告が表示されるまでに12回クリックされた場合は、CPCは600円でCPMは500円の課金になるので、コストパフォーマンスはCPMの方がいいという結果になるのです。

どのSNS広告も1日の上限額が設定できるので、上限額に達したら広告を表示させないようにすることが可能です。

また、課金方式も費用相場も媒体によって異なるので、各SNS広告にどのような課金方式があるのかを理解しておくことが大切です。

■広告の表示はオークションで決まる

広告オークションとは、どの広告をどのユーザーに表示するかを決めるシステムのことです。オークションでは、広告の質・推定アクション率(※)・入札価格といった広告の総合的な価値で決定します。

競合が同じターゲットを対象とした広告を出稿している場合、総合的な価値が高い広告がユーザーに表示されます。

そのため、入札単価を高く設定しても、広告の品質が低ければ表示されない可能性もあるということです。

※推定アクション率:広告に対してユーザーがアクションを起こす、もしくは広告経由でコンバージョンに至る可能性を示す推計値のことです。

1-4.SNS広告を運用する目的を知る

冒頭でもお伝えしたように、SNS広告は認知拡大やブランディングに役立つ広告です。なぜ目的が売上の向上ではないのかを知るために、リスティング広告と比較してみましょう。

リスティング広告運用の特徴は「検索連動型広告」であるということです。ユーザーが検索したキーワードに連動して、広告が表示されます。

リスティング広告とSNS広告のユーザーの行動の違いのイメージ

例えば、「ノートパソコン おすすめ」と検索しているユーザーがいた場合、ノートパソコンが欲しくて探している可能性が高いことがわかります。そのようなユーザーに適した広告を表示させることで、購買へと繋げやすいため、リスティング広告は売上の向上が見込めるのです。

対してSNS広告は、目的がなくSNSを開いて眺めているユーザーに対して広告を表示させます。SNSを見ているということは、「今まさに欲しいものがあり、探している」という状態ではありません。

そのため、直接的な購買には繋がりにくく、リスティング広告よりも売上の向上には貢献しない可能性が高いのです。

しかし、SNS広告は商品やサービスを認知していないユーザーや、自分自身の悩みや欲しいものを自覚していないユーザーにも広告を表示させることが可能です。

SNS広告はユーザーのデータを基にして表示されるものが多いため、「こんな商品があるのか」「これ気になるな」とユーザーの興味を引きやすく、認知拡大やブランディングに繋がります。

2.SNS広告運用のプラットフォーム一覧

まず、SNS広告のプラットフォームとそれぞれのおおまかな特徴を、表で見てみましょう。

プラットフォーム特徴
Facebook・ユーザーが登録した情報を元に精度の高いターゲティングができる
・「類似オーディエンス」で顧客の新規開拓ができる
・社会人ユーザーが多く、BtoB商材と相性がいい
Instagram・Facebookで収集したデータが活用できる
・20〜30代女性の利用率が高い
・コスメや美容グッズなどの女性向け商材と相性がいい
Twitter・10〜30代の利用が多い
・ユーザーの関心や嗜好傾向を軸にしたターゲティングができる
・広告が「いいね」や「シェア」などで拡散されやすい
・拡散された広告が表示・閲覧されても課金されない
TikTok・10〜20代を中心とする若年層の利用が多く、若年層に向けた広告と相性がいい
・広告を全画面表示させることができ、広告に意識を集中させることができる
LINE・幅広い年齢層にアプローチできる
・他の広告ではアプローチが難しい高齢層にもアプローチできる
・他のLINEプロダクトから得たデータをターゲティングに活用できる

このように、SNSごとに細かな特徴が異なるため、媒体選びは非常に重要です。

次に、各SNS広告の特徴について詳しく解説しますので、より詳細に特徴を見ていきましょう。

3.Facebook広告運用の特徴と費用

Facebook広告運用の特徴と費用

Facebookの最大の特徴は、ターゲティング精度の高さです。Facebookは他のSNSと異なり、実名登録が基本であるため、精度の高いターゲティングを可能としています。

先ほど解説したように30〜40代のビジネスパーソンに活用されることが多く、BtoB商材やビジネスに関連した広告と相性がいいSNSです。

Facebook広告には「類似オーディエンス」というターゲティング方法があります。類似オーディエンスとは既存の顧客と似た傾向を持ち、自社の商品やサービスに関心を示す可能性が高いユーザーに広告を配信する機能です。

類似オーディエンスを活用することで、より効果的にリーチを獲得することができます。

3-1.Facebook広告の種類

Facebook広告には、以下のような広告メニューがあります。

写真広告画像とテキストのバナーが表示される広告
動画広告自動で動画が再生される広告
Messenger広告Messenger受信箱に表示される広告
カルーセル広告1つの広告で最大10の画像や動画を表示画像や動画ごとに別のリンクを設定可能
スライドショー広告静止画で動き・音・テキストを使い、動画のようにストーリーを伝えられる広告
コレクション広告メインビジュアルの下に商品画像を4枚並べ、ショッピング体験できる広告
プレイアブル広告ユーザーがアプリをダウンロードする前に、プレビューを視聴できる広告

FacebookはInstagramと異なり、基本的にフィードに広告が表示されます。以下はFacebook広告の掲載例です。

写真広告と動画広告のFacebook広告掲載例の画像
カルーセル広告とコレクション広告のFacebook広告掲載例

画像出典:Facebook広告

このように、同じ広告でも広告メニューによって伝えられる情報量や見え方が異なるので、商品やサービスに合う広告メニューを選びましょう。

Facebook広告の効果的な運用方法については、以下の記事を参考にしてください。

2023年のFacebook広告運用で成果を上げる7つのコツ

3-2.Facebook広告の費用

Facebook広告の課金方式と費用相場は以下の通りです。

クリック課金100〜200円/1クリック
インプレッション課金100~500円/1,000回表示
ThruPlay100~200円/1再生※動画広告を視聴完了、もしくは15秒以上再生されると課金

上記はあくまでも相場です。オークションによってそれぞれの金額が決まるため、さらに高額になるケースもあります。

そのため、上記は金額設定の目安にしてください。

4.Instagram広告運用の特徴と費用

Instagram広告運用の特徴と費用

Instagramは20〜30代の女性利用率が高いSNSです。そのため、美容関連などの女性向け商材と相性がいいという特徴があります。

また、Facebookが収集したデータをInstagram広告でも活用でき、精度の高いターゲティングが可能です。

InstagramはFacebookと異なり、写真や動画に閲覧に特化したSNSです。ユーザーも画像や動画に対して意識が高いため、クリエイティブの品質が非常に重要になります。

■クリエイティブとは?

広告におけるクリエイティブとは、広告用に作成したコンテンツすべてを表します。SNS広告では、バナー・画像のデザイン・動画などがクリエイティブに当てはまります。

4-1.Instagram広告の種類

Instagram広告には、以下のような広告メニューがあります。

写真広告画像とテキストのバナーが表示される広告
動画広告自動で動画が再生される広告
ストーリーズ広告他の投稿に埋もれさせることなく表示できる広告
カルーセル広告複数枚の写真や動画を表示させる広告
コレクション広告メインビジュアルの下に商品画像を3枚並べ、ショッピング体験できる広告
ショッピング広告ショッピングタグをつけた投稿を広告として配信フィードのみに表示
アンケート広告二択のアンケートを配信できる広告ストーリーズのみに表示
ブランドコンテンツ広告インフルエンサーの投稿を企業が配信できる広告

このように、簡単なアンケートを実施や、インフルエンサーの投稿を広告として利用するなど、Instagramならではの広告メニューがあります。

以下は、Instagram広告の掲載例です。

Instagram広告の掲載例

出典:Meta|ビジネスヘルプセンター

また、通常の広告は他の投稿に埋もれてしまい、ユーザーの目に留まらない可能性があります。その対策としてストーリーズ広告で配信すれば、フィードで広告に触れなかったユーザーにもアプローチが可能です。

Instagram広告の効果的な運用方法については、以下の記事を参考にしてください。

Instagram広告運用でまったくの初心者でも結果が出る8つのルール

4-2.Instagram広告の費用

Instagram広告の費用相場は以下の通りです。

クリック課金40~100円/1クリック
インプレッション課金500~1,000円/1,000回表示
動画再生課金4~7円/1再生※課金条件は複数ある
インストール課金100~250円/1インストール

アプリの広告や動画広告の場合は、以下にアプリがダウンロードされたか、動画を視聴してもらえたかが重要になるので、それぞれ動画再生課金やインストール課金を選びましょう。

5.Twitter広告運用の特徴と費用

Twitter広告運用の特徴と費用

Twitterは10~30代の若年層に利用されることが多いSNSです。さらに男女比率はほぼ同じであるため、性別は気にせず広告を掲載できます。

Twitter広告はFacebookやInstagramのように詳細なターゲティングはできません。しかし、ユーザーの関心や嗜好傾向を軸にしたターゲティングをすることが可能です。ユーザーの嗜好に近い商品やサービスの広告が表示されることで、効果的にクリックを促すことができるでしょう。

また、SNS広告の中でも拡散力が高いという特徴があり、認知拡大を狙いやすいSNSだと言えます。

さらに、「いいね」や「リツイート」で拡散された広告が他のユーザーに表示・クリックされても課金されません。そのため、拡散されれば広告費を抑えながら、多くのユーザーに広告を届けられます。

5-1.Twitter広告の種類

Twitter広告には、以下のような広告メニューがあります。

プロモ広告テキスト・写真・動画・カルーセル・モーメントなどのサブカテゴリーを通じて配信する一般的な広告
フォロワー獲得広告フォロワーを獲得しやすいように設計された広告
Twitter Amplify最も関連性の高いプレミアム動画コンテンツの前後に配信できる動画広告
Twitterテイクオーバータイムラインや 「話題を検索」 タブの上部に広告を独占的に表示できる広告
ダイナミック商品広告商品を適切なユーザーに適切なタイミングで宣伝できる広告
コレクション広告カルーセル広告のようにスワイプしなくてもすべての商品画像を1画面で確認できる広告

プロモ広告は、フィードに表示させるテキストや写真などの一般的な広告がサブメニューに含まれています。

Twitter広告の掲載例

出典:Twitterビジネス|広告

また、Twitter独自の広告メニューとして、「Twitter Amplify」があります。

Twitter Amplifyは、例えば番組のハイライト動画をテレビ局が投稿し、その内容に関連する企業の広告を動画の前後に配信するというものです。

Twitter広告の効果的な運用方法については、以下の記事を参考にしてください。

Twitter広告運用で成果を出し続ける広告主に共通する8つの習慣

5-2.Twitter広告の費用

Twitter広告の費用相場は以下の通りです。

クリック課金24~200円/1クリック
インプレッション課金400~650円/1,000回表示
フォロー課金40~100円/1フォロー
インストール課金100~250円/1インストール
エンゲージメント課金40~100円/1エンゲージメント
動画再生課金5~20円/1再生

フォロー課金は、フォロワーの獲得が目的の企業におすすめです。

6.TikTok広告運用の特徴と費用

TikTok広告運用の特徴と費用

TikTokは10~20代の利用が多く、若年層に向けた広告と相性がいいSNSです。また、動画に特化したSNSであるため、広告も音声付きの動画での配信になります。

TikTokは投稿が全画面で1件ずつ表示されるため、広告も以下のように全画面表示されます。

TikTok広告の掲載例

そのため、広告にユーザの視線を集中させることができ、投稿に埋もれてしまうことがありません。

6-1.TikTok広告の種類

TikTok広告には、以下のような広告メニューがあります。

インフィード広告投稿と同じフィードに広告を表示
スプラッシュスクリーン広告1日1社限定でアプリ起動時に表示される広告
ハッシュタグチャレンジユーザーが企業のハッシュタグをつけて投稿する参加型広告
ブランドエフェクトエフェクトでメイクなど自社の商品やサービスをシミュレーション体験してもらう
ブランドオークション広告オークション形式の運用型広告

また、UGCによる拡散がしやすいという特徴もあります。

UGCとは「User Generated Content」の略で、ユーザーが生み出したコンテンツのことです。ハッシュタグチャレンジで自社のハッシュタグを入れた投稿をしてもらったり、自社のブランドエフェクトを使った投稿をしてもらったりすることで、より認知拡大を狙えます。

さらに、ハッシュタグチャレンジとブランドエフェクトを同時に実施することで、相乗効果が生まれることもわかっています。

例えば、自社の商品を使ったメイクをしているかのように撮影できるブランドエフェクトを使った動画を、多くのユーザーが反応しそうなハッシュタグ付きで投稿してもらうなどです。

6-2.TikTok広告の費用

TikTok広告の費用相場は以下の通りです。

インフィード広告42万~625万円/1日
起動画面広告500万円ほど/1日
ハッシュタグチャレンジ1,000~2,000万円
ブランドエフェクト380~720万円
ブランドオークション広告クリック課金:30~100円/1クリックインプレッション課金/100~1,000円/1,000回表示再生課金:50~60円/1再生

このように、課金方式ではなく日数で費用が発生する広告が多数ある点が特徴です。ハッシュタグチャレンジやブランドエフェクトは拡散力が高く、認知拡大やブランディングに効果的ですが、費用も高額になるため十分な検討が必要です。

ブランドオークションが一般的なオークション形式の広告であるため、フィードに広告を出稿したい場合はブランドオークションの価格を参考にしてください。

7.LINE広告運用の特徴と費用

LINE広告運用の特徴と費用

LINE最大の特徴は、他のSNSよりも利用者が多く、使用者の年齢層も幅広いという点です。多くのSNSのユーザーは20~30代が多いのに対し、LINEは60代でも80%を超える利用率を誇ります。

他のWeb広告やSNS広告は年齢層が上がるほどアプローチが難しいという課題がありますが、LINEはその課題を克服できる唯一のWeb広告と言えるでしょう。

また、LINE関連のサービスから得た情報もターゲティングに活用できるため、精度の高いターゲティングが可能です。

7-1.LINE広告の種類

LINE広告は、さまざまな広告メニューがあるわけではありませんが、配信面が豊富です。

  • トークリスト
  • LINE NEWS
  • LINE VOOM(旧タイムライン)
  • ウォレット
  • LINEマンガ
  • LINEポイント
  • LINE BLOG
  • LINEチラシ
  • LINEクーポン
  • LINEマイカード
  • LINEショッピング
  • LINE広告ネットワーク
  • ホーム
  • LINE Monary

LINE自体に配信される広告に加え、LINEマンガなど他のLINEサービスにも広告が配信されるため、幅広いリーチを獲得できます。

以下は、広告の掲載例です。

LINE広告の掲載例

出典:LINE広告

7-2.LINE広告の費用

LINE広告の費用相場は以下の通りです。

クリック課金24~200円/1クリック
インプレッション課金400~650円/1,000回表示
友だち追加課金150~250円/友達追加1人

LINEは友だち追加をしてもらうことで、効果的に情報を配信できるようになります。そのため、下記方式を「友だち追加課金」に設定し、友だち追加を広告運用の目的に設定するのもおすすめです。

8.更に成果向上を目指す!SNS広告運用のコツ4つ

更に成果向上を目指す!SNS広告運用のコツ4つ

SNS広告は、運用を始めれば誰でも成果が上げられるというものではありません。自社に合う媒体を選んでも、適切に運用しなければ効果が得にくいからです。

以下の4つは、SNS広告運用で成果を出すためのコツです。

  • A/Bテストを実施して改善を繰り返す
  • ターゲットを絞りすぎない
  • SNS広告アカウントをブランドやサービスごとに分けない
  • 飽きられないようにクリエイティブを適度に差し替える

では、これらのコツについて詳しく解説していきます。

8-1.A/Bテストを実施して改善を繰り返す

Web広告ではA/Bテストの実施は効果的ですが、SNS広告でも同じことが言えます。

A/Bテストとは、デザインやコピーが部分的に異なるテストパターンを2種類以上用意し、どれがもっとも効果的かを検証するためのテストです。

例えば、バナーの背景色だけを変更したテストパターンA・Bを用意したとします。Aの方がクリック率やコンバージョン率が高ければ、Aの方が効果的な背景色であることがわかります。

A/Bテストを繰り返し行うことで、広告の質を高めることが可能です。

Facebook・Instagram広告にはA/Bテスト機能が備わっているため、ぜひ活用しましょう。Twitterなどの場合は別途効果測定を行い、A/Bテストを実施してください。

8-2.ターゲットを絞りすぎない

SNS広告はターゲティング方法が多数用意されており、細かくターゲットを絞ることが可能です。

ターゲットをある程度絞って広告を配信しないと、自社の商品やサービスに興味がないユーザーに広告が配信され、効果が薄れてしまいます。

しかし、詳細に絞り込み過ぎると、ターゲットの範囲が狭くなりすぎるため危険です。本来であれば獲得できていたかもしれないユーザーまでもターゲットから除外してしまう可能性があるからです。

また、ターゲットの範囲が狭くなるほど他社の広告とオークションになりやすくなるため、クリック単価も上がりやすくなります。

適切なターゲットの範囲を見つけるためには定期的に効果測定を行い、ターゲットの設定を調整しながら運用していくことが大切です。

8-4.SNS広告アカウントをブランドやサービスごとに分けない

企業によっては、ブランドやサービスごとにSNS広告アカウントを分けて管理しているところもあるでしょう。しかし、これはおすすめできません。

なぜなら、アカウントを分けてしまうと各アカウントで得た情報を他のアカウントで活用できないからです。

SNS広告で利用するアカウントは1つにまとめ、情報を効果的に活用しましょう。

8-5.飽きられないようにクリエイティブを適度に差し替える

SNSは1日に何度も開かれることが多いという特徴があります。そのため、1日に同じ広告を何度も目にするケースも多く、飽きられやすい点に注意しなければなりません。

何度も同じ広告がしつこく表示されれば「またか」と感じられてしまう可能性があり、ユーザーの心証が悪くなるかもしれません。

そうならないためにも、複数のクリエイティブを用意しておき、速いスパンで差し替えを行いましょう。

クリック率などの効果検証を行いながら、どのスパンで差し替えを行うのが適切かを見つけてください。

9.SNS広告を運用する際の注意点

SNS広告を運用する際の注意点

SNS広告を運用する場合、以下のようなポイントに注意する必要があります。

  • 炎上リスクを避ける
  • 効果計測に注意する

これらはSNS広告ならではの注意点ですので、しっかりと理解して対策をしましょう。

9-1.炎上リスクを避ける

SNSは拡散性が高い分、炎上しやすいというリスクもあります。企業による不適切な投稿が炎上するケースがありますが、これは拡散可能なSNS広告においても同様のことが起こる可能性があるため、注意しなければなりません。

企業側が意図していなかった切り取られ方をして炎上するケースもあるため、広告を出稿する前にユーザーの立場になり、慎重に確認すべきでしょう。

特に、宗教・人種・スキャンダルなど、人によって意見が大きく異なるような話題は広告に含めない方が無難です。

もしも炎上してしまった場合、企業イメージを著しく低下させてしまいます。炎上リスクは完全に無くすことはできませんが、細心の注意を払ってください。

9-2.効果計測に注意する

SNS広告の運用は、コンバージョンを計測して効果測定を行い、改善を繰り返すのが基本です。しかし、SNS広告の媒体によってコンバージョンの計測方法が異なる点に注意が必要です。

アクセス解析ツールや効果測定ツールなどを活用している場合、SNS広告の管理画面とツールで数値に違いが出る可能性があります。

例えば、FacebookやInstagram広告の場合は、ビュースルーコンバージョンという設定がデフォルトです。これは、広告を目にしてもクリックしなかったユーザーが、別のWeb広告経由でコンバージョンに至った場合も数値に含まれるため、SNS広告だけの効果を測定したい場合には不向きな設定です。

各SNS広告の計測方法を確認し、正しい設定をしてから効果測定を行いましょう。

11.まとめ

SNS広告を運用するメリットには、以下のようなものがあります。

SNS広告を運用するメリットの解説

売上向上よりも認知拡大やブランディングに適しているのがSNS広告です。

SNS広告の運用を始める前に、次の基礎知識を身に付けておきましょう。

  • 各SNSのターゲット層に合わせて配信する
  • 配信コンテンツの種類を知る
  • SNS広告運用の費用形式を知る
  • SNS広告を運用する目的を知る

SNS広告の媒体には、以下の5種類があります。

プラットフォーム特徴
Facebook・ユーザーが登録した情報を元に精度の高いターゲティングができる
・「類似オーディエンス」で顧客の新規開拓ができる
・社会人ユーザーが多く、BtoB商材と相性がいい
Instagram・Facebookで収集したデータが活用できる
・20〜30代女性の利用率が高い
・コスメや美容グッズなどの女性向け商材と相性がいい
Twitter・10〜30代の利用が多い
・ユーザーの関心や嗜好傾向を軸にしたターゲティングができる
・広告が「いいね」や「シェア」などで拡散されやすい
・拡散された広告が表示・閲覧されても課金されない
TikTok・10〜20代を中心とする若年層の利用が多く、若年層に向けた広告と相性がいい
・広告を全画面表示させることができ、広告に意識を集中させることができる
LINE・幅広い年齢層にアプローチできる
・他の広告ではアプローチが難しい高齢層にもアプローチできる
・他のLINEプロダクトから得たデータをターゲティングに活用できる

それぞれの特徴・広告メニュー・費用を理解してから、広告を配信するSNS媒体を選んでください。

SNS広告運用で成果を出すためのコツは、以下の通りです。

  • A/Bテストを実施して改善を繰り返す
  • ターゲットを絞りすぎない
  • SNS広告アカウントをブランドやサービスごとに分けない
  • 飽きられないようにクリエイティブを適度に差し替える

また、SNSは炎上のリスクがあるため、広告の内容には十分に注意して運用しましょう。

WordPressで自社サイトを運営している場合は、ぜひプラグインを活用してみてください。

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