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【個人・小規模向け】ネットショップ開業おすすめ8選|状況別に選べて失敗しない!

ホームネットショップ開業【個人・小規模向け】ネットショップ開業おすすめ8選|状況別に選べて失敗しない!

ネットショップ開業 · 2022年11月7日

「ネットショップってどこで開業するのがおすすめ?」

「そもそもネットショップの出店先の種類ってどこが違うの?おすすめはどっち?」

最近は楽天市場やAmazonなどに出店する方法だけでなく、簡単にネットショップを作成できるサービスが増えているため、どこがおすすめなのか悩んでしまいますよね。

結論からいうと、初めてネットショップをする方や個人での出店を考えている方、小規模からスタートしたい場合は、自社のネットショップ作成サービスを利用するのがおすすめです。

ネットショップ作成サービスをおすすめする理由

この記事では、ネットショップ作成サービスをおすすめする理由を詳しく説明し、そのうえで、おすすめのネットショップ作成サービスをご紹介します。

他のサイトのように、すべてのネットショップ作成サービスを紹介しても、本当に個人や小さい法人にとって必要な費用を抑えることができないと感じたので、コストを抑えて利用できるサイトを8つに厳選して比較しました。

サイト名 月額費用 手数料
(システム利用料+決済手数料)
デザインテンプレート数 商品登録数 決済手段
BASE 無料:0円 6.6%+40円 50種類以上(有料も含む) 無制限
  • クレジットカード
  • キャリア決済
  • コンビニ支払い
  • 後払い
  • 銀行振込
  • PayPal
  • Amazon Pay
有料:5,980円 2.9%
STORES 無料:0円 5% 48種類以上 無制限
  • クレジットカード
  • キャリア決済
  • QRコード決済
  • 銀行振込
  • コンビニ決済
  • Paidy(後払い)
有料:2,178円 3.6%
  • 無料の手段すべて
  • 代引き
  • Amazon Pay
  • 決済カスタマイズ
shop by 0円 6%+30円 32種類 無制限
  • クレジットカード
  • PayPay
  • コンビニ後払い
カラーミーショップ 無料:0円 6.6%+30円 80種類以上(有料も含む) 無制限
  • クレジットカード
  • 後払い
  • 銀行振込
  • コンビニ払い(セブンイレブンは法人のみ)
  • Amazon Pay(法人のみ)
有料:4,950円 4~5%
または2,500円
  • 無料の手段全て
  • コンビニ払い(個人も〇)
  • Amazon Pay(個人も〇)
  • QRコード決済
  • キャリア決済
Square 無料:0円 3.6~3.95% – 無制限 クレジットカード
有料:1,200円
Cafe24 0円 決済代行会社による 30種類以上(有料も含む) 無制限
  • クレジットカード
  • コンビニ決済
  • 銀行振込
FC2 0円 3.6%~ – 無制限
  • クレジットカード
  • コンビニ支払い
  • ネット銀行
  • 後払い決済
  • 代引き
有料:750円
ジンドゥー 0円 3.6% – 5点 クレジットカード決済
有料:2,600円 無制限
  • クレジットカード決済
  • 銀行振込
  • 代引き

このおすすめのネットショップ作成サービスの中から費用面やデザイン数などを考慮して選んでみましょう。

さらに、おすすめの中で状況別にネットショップ作成サービスの特徴、そのサービスが特に向いている人、利用する際の注意点も詳しく説明いたします。

ネットショップの出店の際に参考にしてみてくださいね。

本記事の内容まとめ

さらに、ネットショップ作成サービスを選ぶ際のチェックポイントや、ネットショップ開業するときに失敗しないためにすべきことについても合わせてご説明していきます。

この記事を読み終わるころには、数あるネットショップ開業サービスの種類からあなたに合うものが選べるようになっているはずです。

じっくりと読み進めてみてくださいね。

目次

  • 1. 個人・小規模法人は「ネットショップ作成サービス」の利用がおすすめ
    • 1-1. 自社のネットショップを作る方が費用面でオトク
    • 1-2. 自社のネットショップを作る方が価格競争に巻き込まれにくい
    • 1-3. 自社のネットショップであればファンを獲得しやすい
  • 2. ネットショップ作成サービスのおすすめ比較一覧
  • 3. 【状況別】ネットショップ作成サービスのおすすめ8選
    • 3-1. 簡単にネットショップを立ち上げたい人におすすめの4選
      • ①パソコンの操作が苦手なら「BASE(ベイス)」がおすすめ
      • ②実店舗とネットショップの両方をしたいのなら「STORES(ストアーズ)」がおすすめ
      • ③無料でオリジナリティのあるネットショップにしたいのなら「shop by」がおすすめ
      • ④充実したサポート体制を求めるのなら「カラーミーショップ」がおすすめ
    • 3-2. ネットショップにかかる費用を抑えたい人におすすめの4選
      • ①業界最安値の費用で利用したいのなら「Square(スクエア)」がおすすめ
      • ②費用を抑えて海外展開を考えているのなら「Cafe24」がおすすめ
      • ③写真や電子書籍などデジタルコンテンツを販売したいのなら「FC2 ショッピングカート」がおすすめ
      • ④商品の良さを動画で伝えたいなら「ジンドゥー」がおすすめ
  • 4. ネットショップ作成サービスを選ぶ際の3つの最終チェックポイント
    • 4-1. お店の見込み売上からコストが抑えられているかチェックする
    • 4-2. ターゲット層(顧客層)に合った決済手段があるかどうかチェックする
    • 4-3. 本当に必要な機能なのか確認する
  • 5. ネットショップ開業時に失敗しないためにすべき3つのこと
    • 5-1. 商品販売許可を取得する【一部の商品を販売する際に必要】
    • 5-2. 特定商取引法を基づく表記を記載する
    • 5-3. ネットショップで利用するロゴや商品名が商標権を侵害していないか確認する
  • 6. まとめ

1. 個人・小規模法人は「ネットショップ作成サービス」の利用がおすすめ

ネットショップ作成サービス

冒頭でもお伝えしましたが、個人や小規模からスタートするのであれば、自社のネットショップを簡単に作れるプラットフォームでネットショップを作成するのがおすすめです。

そもそもネットショップの主な出店先をおさらいすると、以下の2つがあります。

ネットショップ作成サービス自社のネットショップを簡単に作れるプラットフォームをレンタルして運営する
・集客を自ら行う必要があるがコストが低い→個人や小さく立ち上げたい法人におすすめ→費用面でのリスクを抑えたい方におすすめ
ECモール楽天市場やAmazonなど巨大なショッピングモール内で出店する
・集客に強いが運営にかかる費用が高くなり利益を出しにくい→費用をかけられる中規模~大規模におすすめ→大量の商品を用意できて大きな売上を目指したい企業におすすめ

以降で詳しくお伝えしますが、ECモールは知名度が高く、出店費用や販売手数料などの費用がかなり高くなります。赤字になる可能性が高いことから、ECモールの出店ではなく「ネットショップ作成サービス」がおすすめです。

自社のネットショップを作るのをおすすめしている理由は、以下の通りです。

ネットショップ作成サービスをおすすめする理由

ここではECサイト作成サービスとECモールの費用面や特徴の違いを比較して考えてみましょう。

1-1. 自社のネットショップを作る方が費用面でオトク

先ほども述べましたが、自社のネットショップを作る方が、費用面でお得になります。月の売上が10万円だとすると、約1万円~2万円以上抑えることができます。

具体的にどのくらい費用面がかかるのか考えてみるために、具体的に有名なサービスでどのくらい費用がかかるのか見てみましょう。

ECモール ネットショップ作成サービス
楽天市場 Amazon BASE Square
月額費用 19,500円~10万円
(プラン毎に年間一括または2回分割払い)
大口出品:月4,900円(49点以上)
小口出品:1商品100円(48点以下)
0円 0円
手数料 利用料:3.5%~7.0%(月間売上高)
楽天ポイント:1%(販売毎)
システム利用料:0.1%(月間売上高)
アフィリエイト経由の売上:2.6%~
メッセージやり取りの費用:月額3,300円~
販売手数料:8%~15%(商品カテゴリーによる)
在庫保管料(フルフィルメント):商品や保管日数による
サービス利用料:3%(販売毎)
決済手数料:3.6%+40円(販売毎)
サービス利用料:0円
決済手数料:3.6%~3.95%
月の売上10万円の場合 約27,300円~ 12,900円~
(在庫をAmazonに保管していない場合)
8,600円 3,600円~3,950円

※参考:楽天市場「出店プラン・費用」

※参考:Amazon「出品にかかる費用」

※参考:BASE「料金プラン」

※参考:Square「各料金プラン」

※客単価2,000円で計算

※ECモールの手数料は一番安い割合で計算

こちらの表を見てみると、月の売上が10万円と小さく見積もった場合、ECモールでは売上の約12%~30%の費用が必要です。特に楽天市場の場合は、商品が売れなかったとしても月約2万円、年間にすると約23万円以上の固定費がかかります。

ECモールではECモール独自のポイントや割引にかかる費用もショップが負担することになるため、さらに費用がかかる恐れがあります。

一方ネットショップ作成サービスの場合は、手数料に差があっても10%以下に抑えられます。また、売れた分だけ支払えばいいので、赤字になるリスクも少ないです。

【ECモールと自分でネットショップを作成した人の生の声】
こちらの方は、実際にECモールの出店料が高いため、退店しています。
今まで出店していた費用のことを考えても、自分で作ったネットショップで商品を販売する方が、費用を抑えられて利益を出せると判断しています。

個人や小さく始めたい法人の場合は、費用がかかるリスクを抑えるためにも、自社のネットショップで作成することをおすすめします。

1-2. 自社のネットショップを作る方が価格競争に巻き込まれにくい

自社のネットショップは、SNSやブログを用いて検索結果を上位表示にさせるなど、集客を自分でしなければならないデメリットはありますが、価格競争に巻き込まれにくいです。

基本的に、自社のネットショップを見ているお客様は、あなたのショップ内の商品で比較をします。

比べられるライバル店も同じページ内にないため、価格競争をして値段を下げなければならないという状況に追い込まれにくいです。

一方ECモールの場合、多くのライバル店が存在します。

公正取引委員会のアンケート調査によると、購入先のECモールを選ぶ理由として多いのは「価格が安い商品」や「取扱商品が多いショップ」、「ポイント付与などが充実しているショップ」が上位3位として挙げられています。

公正取引委員会のアンケート調査結果

引用:公正取引員会『(平成31年1月29日)消費者向けeコマースの取引実態に関する調査について』

例えばあなたが、Amazonや楽天市場で「布マスク」を購入するとします。

ECモールで購入する場合「布マスク」と検索し、その検索一覧の中から、価格が安いものやデザインが豊富なショップを探してきて商品を選ぶと思います。

大きい企業であれば、多くの商品を揃えられます。さらに目玉商品などの価格を抑えて顧客を集めて薄利多売をしても、利益を出せるかもしれません。

しかし個人や小さい法人の場合は、取り扱う商品の数を準備したり、価格を抑えたりと、資金面で大きい企業に負けてしまいます。

結果、値下げが難しく価格競争に破れてしまいます。

価格競争に立ち向かったとしても、利益が出るどころか赤字になる恐れもあります。

これらの理由から、個人や小さくスタートさせる企業の場合は、自社のネットショップを作成することをおすすめします。

1-3. 自社のネットショップであればファンを獲得しやすい

自社のネットショップであれば、ファンを獲得しやすいです。

例えばネットで商品を買ったときに「その商品どこで買ったの?」、「どこで買えるの?」と聞かれたとします。

自社のネットショップの場合「○○(店名)っていうネットショップで買ったよ」「ネット通販の○○(店名)で買えるよ」
ECモールの場合「Amazonで買ったよ」「楽天で買えるよ」

自社のネットショップとECモールのケースで見てみると、このように答えませんか?

上記の例のようにECモールで購入すると、特定のお店で買ったという意識は少なく、ECモールで買ったという意識を持ちます。

既存のデザインの制約内で覚えてもらえるような見せ方をするのは難しいです。

一方自社のネットショップでは、サイトのデザインに制限はなく、自社のコンセプトに沿ったサイトを作ることができます。

ショップの名前やブランドイメージをしっかりとアピールすることができるため、覚えてもらえやすく、ファンを獲得しやすいです。

ただしファンを獲得するために、サンクスメールやクーポンを送ったり、購入後のアフターフォローをしたりと信頼関係を結ぶ工夫も忘れないようにしましょう。

2. ネットショップ作成サービスのおすすめ比較一覧

比較検討

ネットショップ作成サービスの中からおすすめできるもののみを厳選して比較してまとめてみました。

以下の表をご覧ください。

サイト名月額費用手数料(システム利用料+決済手数料)デザインテンプレート数商品登録数決済手段
BASE無料:0円6.6%+40円50種類以上(有料も含む)無制限クレジットカードキャリア決済コンビニ支払い後払い銀行振込PayPalAmazon Pay
有料:5,980円2.9%
STORES無料:0円5%48種類以上無制限クレジットカードキャリア決済QRコード決済銀行振込コンビニ決済Paidy(後払い)
有料:2,178円3.6%無料の手段すべて代引きAmazon Pay決済カスタマイズ
shop by0円6%+30円32種類無制限クレジットカードPayPayコンビニ後払い
カラーミーショップ無料:0円6.6%+30円80種類以上(有料も含む)無制限クレジットカード後払い銀行振込コンビニ払い(セブンイレブンは法人のみ)Amazon Pay(法人のみ)
有料:4,950円4~5%または2,500円無料の手段全てコンビニ払い(個人も〇)Amazon Pay(個人も〇)QRコード決済キャリア決済
Square無料:0円3.6~3.95%–無制限クレジットカード
有料:1,200円
Cafe240円決済代行会社による30種類以上(有料も含む)無制限クレジットカードコンビニ決済銀行振込
FC20円3.6%~–無制限クレジットカードコンビニ支払いネット銀行後払い決済代引き
有料:750円
ジンドゥー0円3.6%–5点クレジットカード決済
有料:2,600円無制限クレジットカード決済銀行振込代引き

この表を参考に、手数料やデザインの豊富さ、決済手段などを比較して検討してみましょう。

もし、どのネットショップ作成サービスが自分に合っているのか分からない場合は、次の章で説明する「3.【状況別】ネットショップ作成サービスのおすすめ8選」でご自身の状況や特長などをふまえて選んでみましょう。

3. 【状況別】ネットショップ作成サービスのおすすめ8選

ネットショップのウェブサイト構築

一言でネットショップ作成サービスといっても、たくさん種類があって迷う方も多いと思います。

どういったネットショップを目指したいか、どんなサイトを作りたいかなど、おすすめできるサービスは人によって違います。

この章では、個人や小さい法人の方が特に重視したいポイントである、

  • 簡単にネットショップを立ち上げられる
  • 費用を抑えられる

の2つの状況別におすすめできるネットショップ作成サービスについてご紹介します。

簡単にネットショップを立ち上げたい人におすすめの4選
サイト名特におすすめな人
BASEパソコンの操作が苦手な人ネット集客に強いサービスがいい人
STORES実店舗とネットショップの両方をしたい人
shop by無料のテンプレートだけでオリジナリティのあるサイトにしたい人
カラーミーショップ手厚いサポートを受けたい人
ネットショップにかかる費用を抑えたい人におすすめの4選
サイト名特におすすめな人
Square業界最安値の費用で利用したい人実店舗と連携して運営したい人
Cafe24海外出店も考えている人
FC2 ショッピングカートダウンロードコンテンツの販売をしたい人安くECモールにも出品したい人(※FC2ショッピングモール)
ジンドゥー動画で商品をプロモーションしたい人

気になる項目やあなたに当てはまる項目がある方は、上記のサイト名のリンクをクリックして見たいところから順番に読み進めてみてくださいね。

それぞれの特長を詳しく知って選びたい方は、順番に各業者についてご覧ください。

3-1. 簡単にネットショップを立ち上げたい人におすすめの4選

初めてネットショップを立ち上げる方や、ネットショップを個人で行う方は、ネットショップの立ち上げが上手くいくかどうか不安な方が多いと思います。

ここで紹介する4社は、ホームページ作成に必要な知識が無くても、簡単にサイトを作成できるサービスを厳選しました。

簡単にネットショップを立ち上げたい人におすすめの4選
サイト名特におすすめな人
BASEパソコンの操作が苦手な人ネット集客に強いサービスがいい人
STORES実店舗とネットショップの両方をしたい人
shop by無料のテンプレートだけでオリジナリティのあるサイトにしたい人
カラーミーショップ手厚いサポートを受けたい人

各サービスの特長を照らし合わせながら、選んでみましょう。

①パソコンの操作が苦手なら「BASE(ベイス)」がおすすめ

BASE(ベイス)

出典:BASE

BASE
初期費用無料
月額料金無料※有料プランもあり:月額5,980円・販売手数料2.9% 
手数料6.6%+40円
デザインテンプレート50種類以上(有料も含む)
商品登録数無制限
決済手段クレジットカードキャリア決済コンビニ支払い後払い銀行振込PayPalAmazon Pay
機能(特長)80種類以上BASE持ちのクーポン数量制限の設定定期便の設定Instagram広告予約販売など

BASEは、国内NO.1の利用者を誇るネットショップ作成サービスです。

〇パソコンの操作が苦手でも簡単!

BASEは、初めてネットショップを作成する方にもおすすめします。

BASE

出典:BASE

ホームページを作るHTMLやCSSなどの知識がなくても、テンプレートを使って直感的にプロが作ったようなネットショップを作ることができます。

さらに、定期便の設定や数量制限などBASE内のアプリをインストールするだけで簡単に設定できます。

パソコンが苦手な方は、月額0円・初期費用もかからないBASEを試してみましょう。

〇ネット集客に強い!

BASEは、売れやすい仕組みも提供してくれます。

  • noteストアへショップ商品情報を連携
  • Instagramで広告配信
  • Google商品連携・広告
  • 売上アップに有効なブログを作成・公開
  • BASE負担の割引クーポン

無料で使えるプラットフォームですが、売上に繋がる仕組みも充実しています。有料の機能もありますが、Instagram広告配信やクーポン機能など、無料で使える機能も豊富な点が魅力です。

ただし、月額費用や初期費用は掛かりませんが、1回の販売手数料は6.6%以上と高めです。

反対に有料プランの手数料は、2.9%と業界でも最安値です。

まずはじめは月額0円プランでスタートし、事業が上手く軌道に乗って月商17万円以上を超えたタイミングで有料のプラン(月額5,980円・手数料2.9%)に変更すると固定費を抑えられますよ。

▼特におすすめな人パソコンの操作が苦手な人ネット集客に強いサービスがいい人
▼おすすめではない人手数料が高いことから、客単価が低い商品を販売する人月商17万円以上と売上が大きい人
▼利用する際の注意点販売手数料が高い月商17万円以上になれば有料プランに変更する
BASEの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

②実店舗とネットショップの両方をしたいのなら「STORES(ストアーズ)」がおすすめ

STORES

出典:STORES

STORES
初期費用無料
月額料金無料※有料プランもあり:月額2,178円・手数料3.6%
手数料5%
デザインテンプレート48種類以上
商品登録数無制限
決済手段クレジットカードキャリア決済QRコード決済銀行振込コンビニ決済Paidy(後払い)
機能(特長)実店舗と連動した在庫管理機能Instagram販売連携予約販売電子チケット販売機能定期販売機能まとめ割引機能など

〇実店舗と連動してネットショップができる

STORESは、実店舗とネットショップの連動ができるサービスです。

実店舗とネットショップの両方を運営するときに、商品の在庫があるかどうか分かりにくくなります。在庫管理が疎かになると、知らぬ間に欠品してしまい、思わぬ損失に繋がります。

STORESでは、実店舗とネットショップの商品在庫が連動できる機能があり、一元管理が可能です。

実店舗とネットショップの両方を運営したい方におすすめします。

〇無料でおしゃれなサイトが作れる

STORESはデザインのバリエーションが豊富です。

48種類と豊富なテンプレートが使えて、簡単に画像や文字などのデザインを変えることができます。

BASEと同様に、ホームページを作るHTMLやCSSでの編集の機能がないため、Webサイト構築の知識がなくても直感的に作れます。

STORES ページ作成画面

出典:STORES

STORESでは、有料プランも無料プランもテンプレート数は変わりません。

無料でもおしゃれなネットショップにしたい方におすすめです。

〇まとめ割引が付いている

STORESでは、まとめ買い機能が付いています。こちらは、上記で紹介したBASEにはない機能です。

よくアパレルショップで見かける「2点以上購入で10%OFF」といった販売方法がネットショップでも可能になります。

まとめ割引機能が使いたい場合は、STORESをおすすめします。

▼特におすすめな人実店舗と連動して使いたい人無料で簡単におしゃれなデザインにしたい人無料まとめ割引機能を付けたい人
▼おすすめでない人HTMLで好きなようにサイトを編集したい人
STORESの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

③無料でオリジナリティのあるネットショップにしたいのなら「shop by」がおすすめ

ショップバイ

出典:shop by

shop by
初期費用無料
月額料金無料
手数料6%+30円
デザインテンプレート32種類
商品登録数無制限
決済手段クレジットカードPayPayコンビニ後払い
機能(特長)オリジナリティのあるネットショップが簡単に作れるInstagram連携

〇オリジナリティのあるショップが無料で簡単に!

shop byは、オリジナリティのあるネットショップが簡単に作れます。

ショップバイ デザイン選択画面

出典:shop by

基本となるテンプレートを選んだら、画像や購入ボタンなどおしゃれなデザインパーツを、置きたい場所にクリック&ドロップで移動させるだけで簡単にオリジナリティのあるネットショップが作成できます。

ショップバイ ページ作成画面

出典:shop by

専門的なデザインスキルの必要もなく、直感的にアレンジできます。

ネットショップの月額料金自体が無料であっても、デザインのテンプレートが有料であるサービスも多いです。

shop byでは、全て無料のテンプレートから選べます。さらに、スマートフォン表示とパソコン表示を別で設定することも可能です。

ショップアイコンも無料で設定することができます。

無料でオリジナリティのあるコンテンツを作っていきたい方におすすめです。

ただし、販売手数料が6%+30円と高いです。売上が月10万円以上など、ある程度見込める場合は、手数料が高くつく可能性があります。

売上が経つかどうかわからない個人や小さい法人などリスクを減らしたい方に向いています。

▼特におすすめな人無料でオリジナリティのあるネットショップにしたい人無料でおしゃれなテンプレートを選びたい人
▼おすすめでない人手数料が高いことから、客単価が低い商品を販売する人今後ショップを大きくしたい人
▼利用する際の注意点無料プランしかないため、今後ネットショップを大きくしたい人は売上が上がるほどに手数料の費用が多くなる販売手数料が高いため、売上が月15万円以上などある程度見込める人はコストがかかる恐れがある
shop byの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

④充実したサポート体制を求めるのなら「カラーミーショップ」がおすすめ

カラーミーショップ

出典:カラーミーショップ

カラーミーショップ
初期費用無料
月額料金無料※有料プランもあり:月額4,950円(手数料4~5%または2,500円)
手数料6.6%+30円
デザインテンプレート80種類以上(有料も含む)
商品登録数無制限
決済手段クレジットカード後払い銀行振込コンビニ払い(セブンイレブンは法人のみ)Amazon Pay(法人のみ)
機能(特長)電話・メールサポートiOSアプリで商品の動きが簡単に分かるなど

カラーミーショップは、東証一部上場企業のGMOぺパポが提供しているネットショップ。2021年5月から無料のプランを開始し、ますます人気となっているサービスです。

〇充実したサポート体制

初めてネットショップを開業する方は、サイト立ち上げから運営方法など悩みますよね。

カラーミーショップなら、充実したサポート体制があるため、安心してネットショップを開業できます。

電話サポートやメールサポート以外にも、「制作代行サービス」で開店準備の支援をしてくれるため、初めてネットショップをしたい人にもおすすめのサービスです。

制作代行サービスは、有料ですが「最初の設定だけ依頼したい」や「ちょっとだけデザインを変更したい」などちょっとした依頼であれば8,800円~で依頼できます。

無料セミナーも定期的に実施しているので、手厚いサポートを望む方は、カラーミーショップをおすすめします。

〇無料プランでも80種類以上のテンプレート

カラーミーショップは、無料プランでも80種類以上のテンプレートが使えます。

どのデザインも売れることにこだわっています。あなたが出店するお店の世界観やコンセプトに沿ったショップを作成することが可能です。

ただし購入しなくてはならないテンプレートも多いため、無料で使えるテンプレートを検討している方は、あまり種類を選べない点に注意しておきましょう。

〇iOSアプリで商品の動きが簡単に分かる

iPhoneやiPad、Apple Watchのみになりますが、iOSアプリで商品の動きが簡単に分かります。

商品の受注・在庫状況や決済状況、入金ステータスなどをリアルタイムで確認できます。

パソコンを使わずにネットショップの在庫や注文の有無などを確認できるので、手間を掛けずに管理を行えます。実店舗や倉庫でスマホを使って手軽に在庫管理をする方にもおすすめです。

▼特におすすめな人手厚いサポートを受けたい初心者の人コンセプトに沿ったショップを制作したい人実店舗や倉庫でスマホを使って手軽に在庫管理したい人
▼おすすめでない人無料で使えるテンプレートを検討したい人
▼利用する際の注意点販売手数料が高い月商11万円以上になれば有料プランに変更するデザインテンプレートは購入しなければならないものもある
カラーミーショップの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

3-2. ネットショップにかかる費用を抑えたい人におすすめの4選

ネットショップは、月額料金が無料なプランであっても、商品が売れると手数料が発生します。

個人や小さくスタートする法人であれば、月額費がかからずに手数料が抑えられるサービスを選ぶことで、費用をできるだけ抑えることが可能です。

手数料の相場は以下の通りです。

手数料の相場3.6%~6.6%

この章では、ネットショップの手数料の相場を考慮して、3.6%~4%までの安いサービスを厳選しました。

ネットショップにかかる費用を抑えたい人におすすめの4選
サイト名特におすすめな人
Square業界最安値の費用で利用したい人実店舗と連携して運営したい人
Cafe24海外出店も考えている人
FC2 ショッピングカートダウンロードコンテンツの販売をしたい人安くECモールにも出品したい人(※FC2ショッピングモール)
ジンドゥー動画で商品をプロモーションしたい人

上記のネットショップ作成サービスも、テンプレートがありサイトを作成することは難しくありません。しかし「3-1. 簡単にネットショップを立ち上げたい人におすすめの4選」と比べて、比較的にテンプレートが少ないです。

各サービスの特長と照らし合わせながら、あなたに合うネットショップ作成サービスを選んでみてくださいね。

①業界最安値の費用で利用したいのなら「Square(スクエア)」がおすすめ

Square(スクエア)

出典:Square

Square
初期費用無料
月額料金無料※有料プランもあり:月額1,200円・月額2500円・月額6,800円(年間契約1ヶ月払いでの換算)
手数料3.6%(JCBカードのみ3.95%)
デザインテンプレート公表なし
商品登録数無制限
決済手段クレジットカード
機能(特長)明瞭な手数料で一番安く利用できる売上入金は最短翌日営業日で振り込まれる店舗の在庫と売上を連動して管理できるなど

〇明瞭な手数料で業界最安値!

Squareは、初期費用や月額料金が無料に加えて、手数料は3.6~3.95%です。

今回ご紹介する無料プランの中では、手数料が1番安く抑えて利用できます。

もちろん、ネットショップに必要な在庫管理や支払いまで一括で管理でき、InstagramやFacebookと連携した販売やクーポンの発行など集客に関する機能も充実しています。

費用を抑えた運用ができるため、売上が読めない個人の方やこれからビジネスをスタートさせる小さい法人の方におすすめです。

売上入金が最短翌日営業日で振り込まれるため、資金繰りが心配な方にもおすすめします。

ただし、クレジットカード決済しかないので注意が必要です。特にクレジットカード決済をよく利用する30代~50代をターゲットに利用するとよいでしょう。

〇実店舗を持つ方にもおすすめ

実店舗を持つ飲食業や小売業などビジネスを問わず運用できます。

例えばSquareは、オンラインでのデリバリーにも対応しています。

さらにSquareのPOSを導入すれば、店舗との在庫情報のデータと同期することができるため、手間なく在庫管理が可能です。

実店舗の運用をしながら、ネットショップへ参入したい場合にも向いています。

▼特におすすめな人業界最安値の費用で利用したい人売上が読めない個人事業主やこれからビジネスをスタートさせる小さな法人売上をすぐに振り込んでもらいたい人実店舗と連携して運営したい人
▼利用する際の注意点無料はSquareの広告が入るため、ビジネス名やブランドを明確に表示したい場合は、有料プランを検討するクレジットカード決済のみしか利用できない
Squareの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

②費用を抑えて海外展開を考えているのなら「Cafe24」がおすすめ

Cafe24

出典:Cafe24

Cafe24
初期費用無料
月額料金無料
手数料0円~※契約する決済代行会社によって月額費用が案内される
デザインテンプレート30種類以上(有料も含む)
商品登録数無制限
決済手段クレジットカードコンビニ決済銀行振込
機能(特長)8か国語の自動翻訳機能海外決済可能海外配送対応など

〇海外展開(越境EC)を考えている人におすすめ

ワンストップ海外展開

出典:Cafe24

Cafe24は、日本国内だけでなく海外展開を考えている方におすすめの無料のネットショップ作成サービスです。

商品情報の自動翻訳が可能で、

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語(簡体字・繁体字)
  • 韓国語
  • ベトナム語
  • スペイン語
  • ポルトガル語

と8種類の言語に対応しています。

また、海外のお客様が現地通貨で決済できるように、世界中で広く使われている「PayPal」や中国・韓国などアジア地域に特化した「EXIMBAY」などの決済サービスが使えます。

さらにCafe24の管理画面から、グローバル配送会社(国債配送)を実施する手続きができるため、簡単に海外へ商品を配送が可能です。

海外展開に役立つ機能を使いたい方は、Cafe24をおすすめします。

〇初期費用や月額料金、手数料が無料

Cafe24は、初期費用や月額料金、手数料が無料です。

こちらも直感的な操作でネットショップを作成でき、基本的なデザインや多言語対応、商品登録数無制限などの機能も無料で使えます。

なるべく費用を抑えて利用したい方にもおすすめです。

ただし、クレジットカードなどの決済手段は自分で契約しなければなりません。

クレジットカードなどの決済手数料は契約する決済代行会社によって変わります。

PayPalやAmazon pay、ZEUS(ゼウス)など無料で利用できるところもありますが、有料になるサービスもあります。

決済手数料の費用が気になる方は、見積もりや相談時にどれくらいの費用が必要になるか聞いておきましょう。

▼特におすすめな人海外展開(越境EC)を考えている人なるべく費用を抑えたい人
▼おすすめでない人自分で決算代行会社を契約する手間をかけたくない人
▼利用する際の注意点契約する決済サービスによって月額費用がかかるので見積もり時にどれくらいかかるか聞いておく
Cafe24の詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

③写真や電子書籍などデジタルコンテンツを販売したいのなら「FC2 ショッピングカート」がおすすめ

FC2 ショッピングカート

出典:FC2 ショッピングカート

FC2 ショッピングカート
初期費用無料
月額料金無料※有料プランアリ:月額750円(初期費用:2,500円)・月額6,600円(初期費用1万円)
手数料3.6%~
デザインテンプレート公表なし
商品登録数無制限
決済手段クレジットカードコンビニ支払いネット銀行後払い決済代引き
機能(特長)ダウンロードコンテンツの販売機能FCショッピングモールに出店することも可能

〇写真や電子書籍などダウンロードコンテンツを販売できる

FC2では、写真や電子書籍、動画、音楽など創作したダウンロードコンテンツを販売できるのが特長です。

無料プランであれば、初期費用や月額料金、販売手数料も無料。決済手数料の3.6%のみの料金しかかからないため、リスクを抑えて出店できます。

音楽や写真、小説など創作活動など行っている方にもおすすめするサービスです。

登録商品数は無制限ですが、無料プランの登録できるディスク容量が300MBまでです。動画など容量が多くなる商品を登録したい場合は、月額750円の有料プラン(ディスク容量2GB)を利用することをおすすめします。

〇FCショッピングモールに出店できる

FC2が提供している、FCショッピングモールに出店することができます。

もちろん、無料で簡単に出品することが可能です。

モール出店の設定画面で、

  • モール出店する・しないの選択
  • お店・商品のカテゴリー(レディースファッション、日用雑貨など)
  • ショップの紹介文
  • 決済方法の注意事項

などの項目を設定するだけで、モールに登録できます。すべての商品を出店したくない場合も、商品別に設定することもできます。

安くECモールに出品してみたい人にもおすすめのサービスです。

▼おすすめな人写真や電子書籍などダウンロードコンテンツを販売したい人安くECモール(FC2ショッピングモール)に出店したい人
▼おすすめでない人無料プランで動画など容量が多くなる商品を登録したい人
▼利用する際の注意点無料プランはディスク容量が300MBと少ない
FC2 ショッピングカートの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

④商品の良さを動画で伝えたいなら「ジンドゥー」がおすすめ

ジンドゥー

出典:ジンドゥー

ジンドゥー
初期費用無料
月額料金無料※有料プランもあり:月額2,600円~
手数料3.6%+40円
デザインテンプレート公表なし
商品登録数5点※有料は無制限
決済手段クレジットカード決済
機能(特長)動画の掲載機能

〇動画の掲載で商品の魅力を伝えられる

ジンドゥーの特長は、画像だけでなく動画で商品の魅力が伝えられます。

動画で商品を実際に使っている様子や商品を作っている過程など、写真だけでは伝わりにくい商品の良さをアピールすることができます。

動画を掲載して、プロモーションを充実させて集客をしたい方におすすめです。

〇手数料も3.6%+40円と抑えられる

ジンドゥーの手数料は、3.6%+40円と無料プランの中でも安い点が魅力です。

無料プランでもデザイン性の高い無料テンプレートがあり、直感的に操作できるため簡単にネットショップを作成できます。

ただし、パソコンからのみの作成となっているため、パソコンを持っていないとネットショップを作れません。

また料金が安い代わりに、無料プランは商品の登録数が5つとかなり少ないことを覚えておきましょう。

▼特におすすめな人動画で商品をプロモーションしたい人商品数が5つ以下と少ない人手数料をなるべく抑えたい人
▼おすすめでない人商品数が5つ以上の人
▼利用する際の注意点ネットショップの作成はパソコンのみ無料プランは商品登録数が5つだけ
ジンドゥーの詳細が気になる方は、公式サイトをご覧ください

4. ネットショップ作成サービスを選ぶ際の3つの最終チェックポイント

ネットショップ作成サービスの選び方

この章では、ネットショップ作成サービスを選ぶ際の最終チェックポイントをまとめておきます。

最終チェックポイント

上記のチェックポイントを確認せずに、なんとなく合いそうだからという理由で、選ぶとコスト面で損をしたり、顧客を逃したりして公開してしまうことがあるかもしれません。

ネットショップ作成サービスを選んだら、必ずチェックしておくことをおすすめします。

4-1. お店の見込み売上からコストが抑えられているかチェックする

お店の見込みとコストが抑えられているのか確認しましょう。

これからネットショップを開業する方やこれから事業を展開していきたいオーナーさんにとって、運用コストを抑えることがネットショップで利益を上げる大事なポイントです。

仕入れ費用や人件費は、商品によって抑えられないことが多いですが、ネットショップの費用は見込み売上によって抑えることが可能です。

具体的には、ネットショップ作成サービスで開業するためには、さまざまな費用が必要です。

初期費用立ち上げ時に必要な費用
月額費用月に支払うサービスの使用料
手数料▼1回売れたときに支払う費用サービス利用料(ネットショップを使う利用料)+販売手数料(決済サービスに払う手数料)

上記の費用は、各ネットショップや有料・無料のプランによって分かりやすく差がでる部分です。

例えば、以下のような違いがあります。

無料プラン(A社の場合)有料プラン(B社の場合)
初期費用0円10,000円
月額費用0円3,300円
手数料6%3%
おすすめな人見込み月商0円~15万円までの人見込み月商が15万円以上の人

基本的に、無料プランは初期費用や月額費用がかからない代わりに、手数料が6%以上と高めに設定されています。

反対に、有料プランは初期費用や月額費用がかかりますが、手数料が安いのが特徴です。

売上が大きくなるほど、有料プランの方がトータルでみると安くなりますが、売上が低い場合は、無料プランの方が安くなります。

上記の例で単純に考えてみると、月に必要なコストは以下のように変化します。

見込み売上無料プランの必要コスト有料プランの必要コスト
5万円の場合3,000円4,800円
10万円の場合6,000円6,300円
15万円の場合9,000円7,800円

※客単価は2,000円だとする

見込み売上を考えてみて、売れるかどうかわからない場合や見込み売上が15万以下など小さくスタートする場合は、リスクが減らせる無料プランがおすすめです。

月額料金にもよりますが、売上が目安として15万円以上作れる見込みがあるのであれば、有料プランの方が費用は安くなりますよ。

無料プラン有料プラン
おすすめな人(目安)見込み月商0円~15万円までの人見込み月商が15万円以上の人

4-2. ターゲット層(顧客層)に合った決済手段があるかどうかチェックする

ネットショップで使える決済手段が、主なターゲット層(顧客層)に合っているのか確認しましょう。

なぜなら、使いたい決算手段がないと購入しない方が多いからです。

ソフトバンク子会社のSBペイメントサービスの調査によると、60%以上の方が使いたい決済手段がないと、そのサイトを離れてしまうと明らかになりました。

決済手段不足によるサイト離脱率の調査結果

参考:SBペイメントサービス 2020年度『ECサイトで物品・デジタルコンテンツを購入する際の決済手段に関する調査』

使える決算手段がないと、お客様があなたのお店の商品を購入したいと思っていたとしても、高い確率で購入に至らないです。

同じくSBペイメントサービス『ECサイトで物品・デジタルコンテンツを購入する際の決済手段に関する調査』によると、全体を通してクレジットカード決済をする方が多いです。

しかし10代~20代の若年層はクレジットカードを持っていない人も多いため、電子決済やコンビニ決済などの割合が多いです。

反対に60代以上になると、口座振替などの決済手段を選ぶ方もいます。

中には、新しいものに抵抗があると銀行振込を選んでいる方もいます。

確実に売上につなげるためには、ターゲット層に合う決済手段があるかどうかでネットショップを選びましょう。

例えば、クレジットカード決済に加えて、年代別に以下のような決済手段がおすすめです。

10代~20代:コンビニ支払い・キャリア決済・代引き30代~50代:キャリア決済・オンライン決済(QRコード決済)シニア向け:コンビニ支払い・銀行振込・代引き

4-3. 本当に必要な機能なのか確認する

ネットショップによって、さまざまな機能が付いています。

近年では無料プランでも充実した機能がついているサービスも多いです。

機能一覧《例》
メールマガジンまとめ割引機能定期購入機能海外向け販売の機能ダウンロード販売の機能SNS連携機能容量無制限手厚いサポート

初めから色んな機能が付いていたとしても、特に初めてネットショップをする方は、すべて使いこなすことが難しいです。

その機能は、はたして本当に必要なのかどうか確認するようにしましょう。

どう判断すればいいのか分からない場合は、2年後、3年後と将来的にどのようなネットショップに成長させたいかで選んでみてください。

例えば、売上が上がってから、SNS連携や定期購入機能など、機能が充実しているサービスに移行しようとします。

ネットショップが育ってからサイトを移行しようとすると、サイトを移す時間やコストがかかり手間になります。さらにURLが変わってしまうケースもあるため、お客様への再通知のリスクもあります。

どういったことを実現したいか、運用方法はこのまま継続するのか、など考えてみましょう。

具体的には、以下のように考えてみてくださいね。

【機能選びと2~3年後のネットショップの将来像の一例】

機能選び2年後・3年後の将来像
商品登録数が無制限のプランを選ぶ今は5点しか商品がないが、将来的には商品数を100点まで増やしたい
有料プランにすぐ移行できるサービスを選ぶ今は、見込み売上がいくらになるかわからないが、3年後には月の売上を30万円以上に伸ばしたい
SNSと連携できるサービスを選ぶ将来的にSNSで集客がしたい
定期購入機能が付いているサービスを選ぶ商品は固定でサブスクリプションのサービスを追加したい
コストを抑えられるシンプルな無料プランを選ぶ実店舗に注力を置いて、ネットショップの規模は変えずに運用したい
海外配送(越境EC)に強いサービスを選ぶ2年後を目途に、海外出店も視野に入れている

5. ネットショップ開業時に失敗しないためにすべき3つのこと

ネットショップ開業に失敗しない方法

ここまではおすすめのネットショップ作成サービスや選びのポイントについてご紹介してきました。どこへ出店すればいいのか決まりましたか?

ここでは、ネットショップを実際に開業する際に失敗しないためにすべきことを3つご説明します。

ネットショップ開業時に失敗しないためにすべきこと

上記のことは、法律に関係することなので、トラブルに発展してしまう恐れがあります。

ネットショップの開業を滞りなく行うためにも、開業前に準備しておきましょう。

5-1. 商品販売許可を取得する【一部の商品を販売する際に必要】

ネットショップで商品を販売するとき、商品によって異なりますが、販売の許可や資格が必要です。

一部の商品で許可や資格を取得していないと、罰則の対象になります。

例えば、無許可でお酒を販売していることがバレてしまえば、酒税法の違反として1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられてしまいます。

そうならないためにも、資格や許可が必要な商品を販売する場合は、必ず取得しておきましょう。

例を挙げると、以下のような商品には資格が必要になります。

商品必要な資格必要な許可届出先費用
酒類なし通信販売酒類小売業免許税務署30,000円
魚介類・食肉加工食品(ジャムやお菓子・漬物・ジュースなど)食品衛生責任者食品衛生法に基づく営業許可保健所商品・都道府県によってことなる
古物(中古品の販売)なし古物商許可警察署19,000円
化粧品(スキンケア用品・コスメ用品・シャンプー類・石鹸・歯磨き粉など)自社で製造・販売する場合なし化粧品製造販売業許可化粧品製造業許可保健所または薬務課・薬事課都道府県によって異なる
他社に製造を委託し、自社製品として販売する場合なし化粧品製造販売業許可
海外からの輸入品を販売する場合なし化粧品製造販売業許可化粧品製造業許可

※仕入れした化粧品を販売する場合は資格・許可ともに不要

事業所や管轄している都道府県の届出先の役所から、許可や資格を取得することができます。上記の届出先を参考に、各役所の窓口で申請しましょう。

また、加工食品などは商品の種類と都道府県によって費用や許可証が異なります。例えば、手作りのお菓子の場合は「菓子製造許可」、バターや牛乳などは「乳処理業許可」なのです。

さらに化粧品は製造販売の違いによって許可の種類が異なります。

自分のケースではどのような許可が必要になるのか、費用がいくらかかるのか詳しく知りたい場合は、事業所や管轄している都道府県の各役所の窓口で相談しましょう。

5-2. 特定商取引法を基づく表記を記載する

ネットショップをする場合、サイト内に「特定商取引法に基づく表記」の「表示義務内容」を必ず記載しなければなりません。

※特定商取引法とは簡単に説明すると、通信販売や訪問販売などで買い物をする人を守るための法律です。
悪質な販売行為によって消費者が被害を受けないように、事業者が守るべきルールやクーリング・オフなどの規定を定めています。もちろん、ネットショップは通信販売の事業にあたるため、この法律の対象となります。

参考:消費者庁『特定商取引法ガイド』

あなたのネットショップを初めて利用するお客様は「このショップは安心して買い物できるかな?ちゃんと商品が届くかな?」と不安を持ちます。

そういった不安を抱いたときに、購入者は「特定商取引法に基づく表記」のページを確認して、安心して買い物ができるネットショップかどうかを判断します。

お客様目線で見てみると、ネットショップはどんな人が販売しているのかわかりません。売っている商品の実物を手に取ってみることもできません。

特定商取引法に基づく表記のページで必要な情報があることで、お客様が安心して商品の販売につながります。

具体的には、

  • 事業者の氏名・連絡先
  • 商品の送料・手数料
  • 支払方法・支払期限
  • 返品・交換の取り決め
  • 商品販売の許可や免許

などを記載します。

どんな内容を記載すればいいのか分からない方もいると思いますので、テンプレートを用意しています。こちらを参考に記載してみてくださいね。

▼特定商取引法に基づく表記【例】

販売者名○○株式会社
運営統括責任者高橋 太郎
所在地〒○○○-○○○○東京都○○○○
電話番号03-○○○○-○○○○受付時間:10:00-17:00(土日祝を除く)
※受付時間外の場合は、メールにてお問い合わせください。
メールアドレス○○@○○○○.com
ホームページhttps://○○.jp
資格・免許東京都公安委員会 古物商許可 第○○○○号
申込有効期限注文後7日以内といたします。
お支払方法代金引換・銀行振込・クレジットカード・後払い決済・コンビニ決済
お支払期限注文より1週間以内にお支払いください。なお後払いの場合は、商品到着後2週間以内にお支払いをお願いします。
商品代金以外の料金説明送料(全国一律800円)※4,000円以上の購入で送料無料になります。代引き手数料○○円コンビニ決済手数料:○○円
販売数量1個から
返品・交換・キャンセル等商品到着から2週間以内といたします。不良品、または明らかに商品説明と異なる商品は返品・交換にて対応致します。お客様のご都合による返品・交換は原則としてお受けでき兼ねます。※お客様都合の場合は送料をご負担いただきます。

5-3. ネットショップで利用するロゴや商品名が商標権を侵害していないか確認する

ネットショップで利用するトレードマークやサイトロゴ、商品名などが商標権を侵害していないか確認しましょう。

※商標権とは、知的財産権の一種です。商品やサービスのイメージロゴやトレードマークなど区別するためのマークを保護することで、その商品やサービスの利益や信頼、ブランドを守る権利のことです。
商標権は、商品やサービス名とそのマークで1セットとなります。

参考:特許庁『商標制度の概要』

商標権を侵害してしまった場合、商標使用の差し止めだけでなく損害賠償を請求されることもあります。

商標権を侵害しないために、ネットショップで使用するトレードマークやサイトロゴ、商品名などがすでに使われていないか調べてる必要があります。

特許庁の特許情報プラットフォーム「J-Plat Pat」から検索ができます。ネットショップを開業する前に確認しておきましょう。

6. まとめ

いかがでしょうか。ネットショップの出店先が見つかりましたか?

最後にこの記事についてまとめておくので、チェックしておきましょう。

個人や小規模からスタートするのであれば、ネットショップ作成サービスを利用するのがおすすめです。

ネットショップ作成サービスをおすすめする理由

個人や小規模でのおすすめのネットショップ作成サービスは以下の通りです。

簡単にネットショップを立ち上げたい人におすすめの4選
サイト名特におすすめな人
BASEパソコンの操作が苦手な人ネット集客に強いサービスがいい人
STORES実店舗とネットショップの両方をしたい人
shop by無料のテンプレートだけでオリジナリティのあるサイトにしたい人
カラーミーショップ手厚いサポートを受けたい人
ネットショップにかかる費用を抑えたい人におすすめの4選
サイト名特におすすめな人
Square業界最安値の費用で利用したい人実店舗と連携して運営したい人
Cafe24海外出店も考えている人
FC2 ショッピングカートダウンロードコンテンツの販売をしたい人安くECモールにも出品したい人(※FC2ショッピングモール)
ジンドゥー動画で商品をプロモーションしたい人

ネットショップ作成サービスを選ぶ際の最終チェックポイントも確認しておきましょう。

最終チェックポイント

最後に、ネットショップ開業時に失敗しないためにすべきことについてもまとめておきます。

ネットショップ開業時に失敗しないためにすべきこと

この記事を参考に、ネットショップの運営が上手くいくことを願っております。

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カテゴリー: ネットショップ開業

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